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実録/キョリピック500伊勢日本橋ラン〜その10

陣取って、10月11日(金曜日)

9日目。


いよいよ最大の難関、箱根越えの朝。。

ホテルの朝食は、トースト一枚にオレンジジュースと、過去最高に貧弱。。
昨晩のコンビニ弁当と合わせて、蛋白質も炭水化物も、ビタミンミネラルも全て不足。

その上、窓の外に目をやると、道行く人が傘をさし始めている。。

天気予報は曇り時々雨。
曇りベースながら、あまり降らないと読んでいただけに、些か落胆した。。いよいよ出発からカッパ着用か。。

三島もまた風情のある美しい街なんだが、越えなくてはならない箱根峠を目前に、諸々が気が重い。。
下を向いてそそくさと準備し、未練を断ち切るが如く足早にスタート。

ところが出発間もなく雨が酷くなり、すぐさま街道沿いのデニーズにピットイン!
朝食の鬱憤もあったので、エナジー補給にサラダ&フレンチトースト。。(食べながら選択ミスと思ってました。。)


ゆっくり口にしたトーストも全てお腹に納まると、ほどなくして小降りになった。。。
雨宿りの面では奏功した。



三島からの箱根越えは、7月にもトレーニングとしてアタックした。
あの時は35度を超える猛暑の真っただ中、水分不足で峠近辺では危険な状態だった。

あれから2ヶ月半で気温は下がり、経験も含めて走りやすい条件は揃っているものの、20kmの登り坂はなかなかキツい。
特に三島側は旧道にアクセスしやすく、1号よりも距離も短いので、こっちを使わざるをえないが、草や木々の生い茂るワイルドサイドに、何ヶ所かに残る石畳は、距離&時間が読みにくい。。ってか、時間あたり3.5kmがいいトコ。。


三島からのアクセスは、旧道をひたすら19km登る(芦ノ湖までが16km程度で、その先の一号最高地点までが19km程度)。
精進池先の1号線最高海抜が874mなので、簡単に傾斜を算数すれば、20m進む度に1m上がることになる。
平均値で2.25%の傾斜がどの程度か、登ってみればなかなかでやんす。。

これまでの東海道と国道1号を比較した場合、自動車用に設計された国道1号の方が直線的で、距離が短いことが多いが、三島から箱根峠ヘ向かうここでは、完全に逆になる。

エンジンの負担を考えてか、登山鉄道の如く左右に大きく迂回しながら登って行くのが1号で、東海道はつづら折りを貫通するように直線的に登って行く。

その分、傾斜はキツく、道からの眺めも変化に乏しい。。まあよそ見しながら登る道では無いのだが。。
それにしても腹が減ってグウグウ鳴り出した。。
 


いよいよ峠が近づくころ、ありがたい事に雨はほぼ上がった。
旧道や石畳を考えると、ここで降られたらかなり悪条件となっていただろう。そう思えば随分と助かる。

2時間近く登り、何度かめの1号との交差部分で、突如「うなぎ屋さん」が現れる!?
三島を出てから、登り坂が本格的になる路沿いにはコンビニすら無いのに、山の中腹で突然うなぎやさんが出現する。
それもなかなかイイ感じの店だ。

下見の際にも存在は確認していたので、幻か?とも思わなかったが、お腹ぺこぺこの身に、これは嬉しい。ありがたい。
囲炉裏の前に陣取って、昨日からの蛋白質&炭水化物不足を一気に補う、絶好の食事。

これは嬉しい。ありがたい。旨い!サイコー!

その後は気を取り直して旧道を進み、旧道の最高地点となる箱根峠から芦ノ湖を見下ろす。
やはり鰻に登りは相性がよろしい。。


既に10km以上、苔むした旧道を走ってきたが、2時間近く誰ともすれ違わない。
一度走っているから安心して進めるが、曇天のもと、うら寂しい二間幅(3.6m)の旧道を進むと、道を間違えてないか心配になったろう。。平日のしかもこんな天気に登るモノ好きも少ない。。



旧道を登り詰め、一旦は芦ノ湖に向けて少しばかりの下り坂となる。
さすがは一大観光地だけに、こちらは平日でも大勢の観光客で賑わっている。
船着場のスワンボート、巨大バス駐車場にトドメの大鳥居。実に見慣れた箱根の景観。東京までの残り距離を想像すると、少し寂しい感じにもなる。。

湖畔で小休止し、再び精進池まで突き進む。
雨はほぼ上がったものの、不安定な雲行きを表すように雲間から陽射しが出たり、消えたり。。。


こっち側からだと、芦ノ湖を越えても精進池までの数キロがまだ登り坂だ。
1号線最高点を越え、小さな丘をもう一つ越えると下り傾斜に変わるが、これがまた激しい傾斜だ。

標高874mから、小田原の手前の箱根板橋が海抜27m。
今度は10km強で850mほど下る。さっきの算数に当てはめれば、更に倍近い角度になる。

いくつか峠も越えてきたが、この距離と傾斜、道の状態と設備を思えば、やはり難所ナンバーワンは箱根に間違いない。
旧道の何ヶ所かには行き倒れの亡骸を弔うように、時折慰霊碑を見掛ける。

往時から大勢の旅人が往来の途中に倒れ、あるいは追いはぎや暴漢に襲われ、命を失っている場所だ。。あまり浮かれ過ぎてもよろしくない。。今一度気を引き締めよう。

旧道を行く選択もあったが、天候がイマイチよくない事と、時間の問題で、国道一号を進む事に。
当初は道幅もあり、歩道も確立しているので、気分よく走る事が出来る。
箱根のワインでィングロードは実に爽快だ。。


宮の下から箱根湯本への下り道5km。。いわゆる箱根駅伝のコースであるが、2車線の車道幅も狭く、ランナーが走るほどの路肩も存在しない。通行止めになっていればまだしも、車が接近し、追い抜かれる度にヒヤヒヤするほど危険な道路だ。
暢気に走っていると、ホントに引かれてしまう。。。



ヒヤヒヤしながらも、どうにか箱根湯本に到着。
まだ6時だが、完全に陽が落ちた。。今来た道をこれから走ると想像すれば、かなり危険だ。。


一息つく為に喫茶店に入り、しばしの休憩をすると、GPSが位置捕捉を出来なくなっている。
キョリピック途中でこの一回だけだったが、今日はこれ以後の計測履歴がない。
カーソルの異常な動きですぐに気付いたが、把握してなかったら面倒なことになっていた。。

湯本から10km弱の普通国道を、小田原まで走る。(ほぼ徒歩です)

小田原は不思議なまでに、ビジホがローカルだ。
これほどの規模の駅前ながら、不思議な程に、Aパも、T横も、Sパーも、ない。。
こうなると、言っちゃなんだが、競争が緩くなり、コスパがイマイチに感じるのは仕方ない。

いにしえのビジホにチェックインをすませる。改装直後らしく綺麗な内装だが、ユニットバスが懐かしい。
築地時代の仕事場と同じユニットだ。。実に狭苦しい。。
 
今日も歩いて10分のコインランドリーに向かう。
慌てて洗濯を済ませなければまずいのは、だいたいのコインランドリーは、営業時間があって、間にあわないと、締め出されるか、途中で電気が落ちてしまったりする。


今日の営業時間は21:00までの書かれているが、間もなくその時間に達する。。
そして時間が9時を回ると、照明が落ちた。。(乾燥は引き続き続いている)

仕方ないので扉の外でスマホを弄っていると、たまたまここの管理の方が現れ、懐中電灯を貸してくれた。
洗濯が終ったら、これで洗濯物を回収して下さいとのこと。。
既に真っ暗な室内。。こんなものでも大いに助かりました。。ありがとう。。

金曜日の晩。。小田原駅前もそこそこ賑わっている。
時間も遅いので、久々に吉野家の牛丼(特盛り)を食べた。
これも旨かった。。。



三島8:00出発〜小田原19:00着
走行距離/42km
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