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実録/キョリピック500伊勢日本橋ラン〜その9

10月10日(木曜日)

8日目。


健康ランドの目覚め。。
久しぶりに大きな風呂で伸び伸びお風呂につかり、心身共にリラックスした。。
でもそれがマイナス作用で、身体に変調があったらどうしよう。。

なんて心配はまるで杞憂で、すっきりと目覚め、身体も幾分か軽やかだ。
夜明けまではもう一度眠るのだが、この日は何となく起き出した。

6:45からの朝食まで時間もあるので、夜明けの浜辺でも眺めてみよう。。
2010年10月10日がランピックの出発点。つまり今日が3歳の誕生日。

東の空が明らんでくると、駿河湾の向こうにある山の稜線がくっきりしてきた。。
今こそ10月10日の夜が明けた!


その足で朝食を戴く。今日もナイスな献立で、かなり高層階からの朝日の眺めが素晴しい。。
ってか、朝日が反射して眩し過ぎる。。曇り予報なのに、今日も暑いのか??



もう一風呂...とも思うが、左手に見えた大きな山が気になって、そそくさとランドを後にした。

駿河湾に浮かぶ大きな山。。3776m。。the Fuji-san。。

ここでまたもや寄り道癖が。。

由比の町の手前の薩埵峠から見る富士山は、広重の絵にも描かれるほどの眺めだ。。
今日の天気ならば申し分無い。浮世絵と比較してみよう。



江戸時代と同じ光景。。
でも広重は実際にこの地を訪れて、スケッチしてるんだろうか。。
*幕府の任命により、江戸から京都まで馬を届ける役割りを与えられた為、何度か東海道を往復し、数多くのスケッチを残していたということです。

薩埵峠から港町の由比に下りる。
由比と言えば東名高速のパーキングとして良く聞く名前だが、実際に町を歩いてみると、これがなかなか素敵な宿場町だ。

旧道の風情を残す町はいくつも見て来たが、この町が他とちょっと違うのは、旧家を「保存」しているのではなく、「使い」続けている感じが強い事。

歴史的建造物を大切に管理しているというよりも、現役で使い続けているふうだ。こういう町には独特の迫力があるが、戦火にも飲まれなかったのだろうか。。
東海道は重要な幹線道路だけに、主要街区はことごとく米軍に爆撃されていて、そういう意味でも明治以前の建物は貴重な存在となる。。

時間を作って、再びお邪魔する事にしよう。。今回は散策がメインじゃないし。。



桜えびの水揚げで有名な由比は、実はシラス漁でも有名だ。
地元の魚屋さんでも生シラスを扱うのは数軒しかないのだが、幟に吸い寄せられるようにお店に入ると.....
あった!!!


これで500円。。。
醤油をおねだりして、店先で1パックをペロリ...店主も笑い気味。。

一年中穫れるシラスも秋は最も美味しい季節だが、穫れ高が安定しない為、本当の「朝穫れ生シラス」を口に出来るのは運次第らしい。。
「お客さん、今日はついてるね〜」だそうです。。
まるでイカそーめんのようなプリプリの歯触り。。ご馳走さまでした。。

食べ物にはすぐ釣られる。。

更に進むと、今度は蕎麦屋さんから天ぷらの良い香りが。。

仕方ない。。ちょっと早いが、お昼にしよう。。


桜えび天そば。これまた美味。
由比から蒲原にかけて、海産物店が大半の商店街は思いのほか長くて、誘惑が断ち切れない。。

やはりもう一度訪れる事にしよう。。



楽しい寄り道に水を注すように、蒲原の駅を通過する頃には、通り雨に見舞われる。。
曇りベースで若干の雨ふり予報も出ていたので、想定の範疇ではあったが、木陰に隠れるように走り、カッパを着るか伺う。。

ガード下で雨宿りしていると程なく雨も上がり、近くの新蒲原駅のベンチで休憩。
少しの疲労感もあり、いつしか横になって30分近く寝てしまった。
キョリピック中こういう展開は唯一だったが、いつもの昼寝よろしく、気分スッキリ。

この先は東海道と1号線がかなり離れる。
海沿いの国道を行くか、迂回気味の東海道を行くか迷ったが、慣例通りに東海道を進んだ。

曇り空から陽射しが漏れる。曇りベースも、もう雨は降らないだろう。。

気温も幾分か高まり、ローソンで麦茶を買おうと冷蔵庫に首を突っ込んでいると、背後から名前を呼ばれる。。
こんなとこで誰だ??と思えば、坪井さんだ!


坪井さん。アメリカ大陸を走って横断しちゃうたいへんな方で、間接的ながらキョリピック実行の背中を押してくれた人。
私のブログを読んで、バイクで駆けつけてくれた。

ある程度の位置情報はツイッターに上げていたが、3時間近く情報も無い中、独自の解釈と推測で、私の現在位置を突き止めたそうな。。さすが野生の勘と言うか、ランナー心理を分かってらっしゃる。。

特に準備体操もせず、即座にラン開始。。しばし伴走をして戴き、富士駅にて別れる。
この辺の身軽さもさすが。。



富士川駅のあたりから吉原まで、東海道は1号線を離れ、県道、そして国道139号という数字を与えられる。

道のすぐ傍らには東海道新幹線の線路があり、時折、圧巻の超速でカッ飛んで行く。
新幹線の走行音は独特で、ガタンゴトンという列車の音とはまるで異なり、ジュンジュン...とか、ジャーとか、特有の音を奏でるので、新幹線が近づいてくるのがすぐに分かる。

それよりも、今日するべきだった「富士山」のフォトセッションがまるで不調だ。。
曇り予報が完璧に当たって、薩埵峠で見て以来、富士山の姿をまるで見ていない。

この雲のむこうにいるはずなのだが。。。


駿河湾の浜辺に沿って走ってきた国道一号だが、沼津からはやや内陸に入る。
そのまま海岸線を進めば伊豆半島(西伊豆)に向かってしまうので、箱根方面へ向かう。
つまり、いよいよ関東平野へのアプローチだ。



この先はいよいよ最大の難関、「箱根八里」。
登り坂が始まる直前の三島で宿をとった。

結婚式場も兼ねるホテルは立派な佇まいだが、問題はコインランドリーまでが遠い事。。。
ホテルに着いて、一旦安堵していまうと、これが信じられないほどに疲弊するのだ。

「歩いて5分ほどです...」
と言われ、手描きの地図も戴いたが、両脚を引きずるように進むと、15分以上掛かってしまった。。

「ふとんも洗えます」と書かれた巨大な洗濯槽に、夏物の着替え一式を突っ込む。
どうみても洗う量が少ないが、仕方ない。。コインをコロリンと挿入。。


近くにお店があればこの間に食事も出来るのだが、目の前にセブン11があるだけだ。。
もう歩く元気が無い。。
。。。もう、コンビニ弁当でいいや。。。。



この日はかなり脚が疲労していたが、何となく「明日は大丈夫だ」の感覚を持っていた。
ここ数日の経験からして、一晩眠るとかなり回復するという事を体験していたので、
「この痛みであれば問題無い...」
歩く事も満足に出来ない状態だったが、揺るぎない自信が沸々と湧いていた。。

人間、強くなるもんだ。。

しかも明日は箱根越え。。



興津8:30出発〜三島20:00着
走行距離/48km
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